幸せになるための方法

きっと、それが、私を

『都合のいい女』

に、の仕上げていった。




「最近、目の下のクマないね?

元気出てきた?」

店長が、私の変化に気付き、嬉しそうに

聞いてくる。

「え、普通ですよ?普通」

何気なく答えたつもりだったが、店長は

「隠さなくていいのにー!

新しく恋してるでしょー?」

と、自分のことの様に、喜んでくれている。

でも、まさか、その『彼』がセフレなんです

だなんて、口が裂けても言えない。

店長には、長年付き合ってる彼がいて、

結婚も間近だ。

彼女に、軽蔑されるだろう。