幸せになるための方法

麻薬のように、彼に中毒になってしまった

私は、辞めることは、おろか、

やめるだなんて、考えもしていなかった。

週に2、3回会い、朝には魔法が解けたように

現実に戻る。

その生活が当たり前になりつつあった。

外でご飯を食べることがあったら、

洋が必ず払ってくれてるし、

多少なりともワガママは聞いてくれた。

だから、私は、本命の彼女と別れて、

『早く、私の物になればいいのに』

だなんて、考えていた。