「ごめん。やっぱり、父親になるの怖いんだ。 俺、まだ22だし、今年、入社したばかりだし。 それに、親に、お前のことも妊娠のことも 話してない。」 その言葉を聞いた時には、愕然とした。 私の、両親に挨拶に来た時には、悪びれた 態度もせず、黙りこくって、何も話さなかった 彼。 私がいくら、彼のご両親に会いたいと言っても 会わせてくれなかった彼。 妊娠がわかって、最初だけ喜ぶものの、 つわりで食欲が落ちた私を心配なんか しなかった彼。 心のどこかで、『あぁ。』と思ってしまった 私。