桜下に見、往々にして炎舞

「予告の方法は?」

 腰よりやや下に貼り付けられている解除済みの爆弾を眺める。

 前回と同じく、電光掲示板のような黒い板が付いていた。

「今回もギリギリで解除したように見せかけるため、まだ解除したことにはなってない」

 言ったあと、予告についてはそこら辺にいる子供に小遣いを渡して手紙を警察署に持っていくように指示したらしいと答えた。

「前回は女の子、今回は男の子だ」

 駄賃をくれた人の特徴を聞くと、二人ともよく解らないと答えた。

「だろうな」

 男か女かの区別はつくだろうが、初めて会った人間の細かな特徴に気付いて、なおかつ覚えている方が珍しい。