桜下に見、往々にして炎舞

 多分、解除してきたくそ面倒な爆弾のほとんどがこいつらのものだ。

 厄介なものほど、今後の研究にとそれなりの機関からお呼びがかかる。

 それだけでなく、爆弾による建築物の解体に協力する事もある。

 より多くの経験を積み重ねるため、泉はそうした方法を取っている。

 爆弾は戦場において有効な武器だが、戦わない者に対して使用するものじゃない。

 ある条件下においてのみ使用しなければ、それはただの殺戮だ。

 泉は、叔父の言葉を思い起こし苦い表情を浮かべた。

 今更、感傷に浸るつもりはないが叔父をふと思い出すことがある。

「決着はつけなきゃな」

 目を伏せて口の中でつぶやく。