周りはすっかり朝。

隣で寝てるのは......龍也?

「なんで...ここどこ...」

「起きた?ここ病院。お前あのあと公園で倒れてたんだよ。」

「龍也が運んでくれたの?」

「ばか!なわけないだろ?救急車呼んだの。」

「お家の人心配してるでしょ?ごめんね。」

「親には友達が目を覚ますまで付き添うって言ったから大丈夫。」

「本当にごめんね。」

「謝んなよ。とにかく目覚めたならよかった。早く復帰しろよ?今度はお前が終わるまで待っとくからさ。」

「ありがと。気を付けてね。いってらっしゃい。」

「俺はお前とちげえんだよ!ばーか。じゃ行ってきます。学校終わったらメールする。」

「うん。わかった。」

「じゃあな。」

そう笑って龍也は学校へ向かった。