そう言って、もうあたしの目を見ようとしない。
あーもうじれったいなぁ!
だから気が付けばあたしは、もうこれ以上は限界で自分からハッキリと言ってしまった。
「もー!好きなら好きってハッキリそう言いなさいよ弱虫!」
「!」
「あたしのことが好きだから、いちいちインターネットで調べて印刷して、こんなことまでしたんでしょ?
どうしてなかなか言えないの、たったの二文字を言えばいいだけの話なのに、」
あたしはそこまで言うと、ため息交じりでその紙をテーブルの上に置く。
一方、あたしにそう言われた尚叶くんは少し圧倒された様子であたしの方を見つめていて…。
てか…あーあ。結局はあたしが言う羽目になっちゃうの。
そう思いながらチラリとまた尚叶くんに目を遣ると、そのうちに尚叶くんが言った。
「…た、たった二文字って…。だからってそんなの簡単に言えるわけじゃ、」
「何でよ。男ならバスッと言っちゃいなさいよ」
しかし、あたしがそう言っても、尚叶くんは「無理だよ」って顔してる。
でもそんな尚叶くんに構わずに、あたしは聞いてみた。
「…で、それより。今までどれくらいあたしに嘘吐いてたわけ?尚叶くんは」

