【完】ある日、恋人を購入した。






その後の夜は、なかなか寝付けなかった。

外で吹雪が吹いているのと、尚叶くんのことが気になっているせいで。


レストランから帰ってくる時はそんなに酷くなかった雪も、今じゃ風も出てきて結構酷いみたい。

時々、空が光って雷も鳴る。その音にもビックリして、あたしはますます眠れない。

暖房を消したけれど、部屋の中ですら凄く寒いし、空気が冷たい。


あたしは目を擦ってスマホを見ると、時間を確認した。


…2時近く。


そして、欠伸をして上半身をベッドから起こす。

カーテンを開けて、どうしても気になる下を…あたしはこっそり覗いてみる。



けど、尚叶くんは…



「……いない」



さすがに、雪が酷くて帰ったのかな。

あたしはそのことに少し安心して、そしたらすぐ眠りについた…。