【完】ある日、恋人を購入した。


「…あ、じゃあ…トモちゃんはシュウと付き合うんだ」

「え、」

「あれ、違うの?だってトモちゃんとシュウは、本当の相性100%の二人なんでしょ?」

「!!」



シュウがそう言ってたし。


みきほさんはそう言うと、「どうなの?」と興味津々にあたしを見つめてくる。

でも、一方のあたしはその言葉が初耳で。

え、あたしとシュウさんが相性100%って…何それ!!



「それってどういうことですか!?」



あたしはそのことをもっと詳しく聞きたくて、思わず身を乗り出すとそう言った。



「トモちゃん聞いてないの?何かね、シュウがこの前────…」





……………



「終わった?」

「!」



あれから、結局みきほさんはあたしとしばらく話をすると、家のことがあるから、とやがて帰って行った。

そして思わぬ初耳な情報にあたしがぼーっと考えていると、その時シュウさんが店内に戻ってきてそう言う。



「あ…ああはい。みきほさん、さっき帰りました」

「そ、」

「…」