【完】ある日、恋人を購入した。


すると…



「…!?」



次の瞬間、あたしは思わず自分の目を疑った。嘘だと思った。


だって…



“該当者…一名。


生田友香”



その画面の中に、はっきりと自分の名前が表示されてあったから。


自分の名前を見つけた途端、ふと頭の中が真っ白になったけど…すぐにあたしは画面の上の方をもう一度確認してみる。

だけど、結果は同じ。そこに書かれてあるのは、“商品リスト”。

その商品リストの中に、何故かあたしの名前が載っている。


あたしが画面の自分の名前を見つめて何も言えないでいると、そのうちシュウさんが背後で言った。



「そのコ、俺のお気に入りなんだよね」


「…!?」


「何せ、“お客さま”に言われて俺が急きょ商品化したコだから。


ね?友香ちゃん」