【完】ある日、恋人を購入した。









「ねぇトモ、本当にいいわけ?」

「何が?」



その後、尚叶くんが本当に店を後にしてから、

しばらくして同僚が心配そうに聞いて来た。

その問いにあたしがそう聞き返すと、隣のアズサが言う。



「尚叶くんのことだよ!怒ってたじゃん」

「…大丈夫だよ」



それにね、勝手に神崎くんを呼んだのは皆だしね。

尚叶くんの反応に皆はあたしに謝ってくれるけど…正直言って、もう遅い。


でも…どうなっても、あたしと尚叶くんだ。

シュウさんの言う通り、別れることは絶対にないわけだし。


そう思っていると…



「お疲れーっす」

「!」



その時、ようやく神崎くんが来た。