【完】ある日、恋人を購入した。



しかし、あたしがそう思ったその瞬間…


バシン!!



「ってぇ!」

「!」



その時、突如シュウさんの頭が誰かによって殴られた。

突然の出来事にあたしが慌てて上を見遣ると、そこにいたのは…




「!…尚叶くん、」




店の資料(殴ったもの)を片手に、シュウさんを見下ろす尚叶くんだった。

尚叶くんはいつの間にかここに到着していたらしく、いつもと違う少し怒ったような雰囲気で、シュウさんを見つめている。



「…シュウ、」



…しかし、一方のシュウさんは殴られた頭を抑えながらも、知らん顔。



「あ、ああ尚叶。遅かったな、何してたんだよ」