それから白とダークブラウンで統一された、落ち着いたリビングでお茶とお菓子をご馳走になってから、琴音と玲音の専属執事たちの紹介と、シンとリィにつけられたメイドさんたちの紹介が行われた。それから改めて屋敷の中を案内してもらう。
まず案内されたのは、2人のために用意された部屋だ。
今お茶を飲んだリビングのある、橘家プライベートスペースとは反対側の廊下を進んでいく。こちら側には大人数を収容出来る大ホールと、いくつもの客間が並んでいる。
この部屋すべて使う時などあるのだろうか。そんな疑問を浮かべながら長い長い廊下の突き当たりで琴音は止まった。
「リィシンさんとリィファさんのお部屋はこちらになります」
メイドに扉を開けてもらうと、まずは広いリビングが見えた。左手には簡易キッチン、その奥の扉にサニタリールーム。右手のふたつの扉からは、2人の部屋がそれぞれひと部屋ずつついていた。
橘家のプライベートルームのような華美な装飾品はないものの、どれもこれも高級だと分かる調度品ばかり。
「……こんなに立派なお部屋、使わせてもらっていいの?」
「はい、必要だと思われるものは一通り揃えてありますが、何かご不便がありましたらお申し付け下さい。制服の採寸もしないといけませんので、後日お店までご案内しますね。それとも、こちらに来てもらった方が良いでしょうか……」
琴音がそう言っている間に、シンは奥の部屋に進み、机やらクローゼットのドアを遠慮なしに覗いていった。机には勉強に必要な筆記用具から教科書などが、クローゼットには服が大量に詰め込まれていた。
まず案内されたのは、2人のために用意された部屋だ。
今お茶を飲んだリビングのある、橘家プライベートスペースとは反対側の廊下を進んでいく。こちら側には大人数を収容出来る大ホールと、いくつもの客間が並んでいる。
この部屋すべて使う時などあるのだろうか。そんな疑問を浮かべながら長い長い廊下の突き当たりで琴音は止まった。
「リィシンさんとリィファさんのお部屋はこちらになります」
メイドに扉を開けてもらうと、まずは広いリビングが見えた。左手には簡易キッチン、その奥の扉にサニタリールーム。右手のふたつの扉からは、2人の部屋がそれぞれひと部屋ずつついていた。
橘家のプライベートルームのような華美な装飾品はないものの、どれもこれも高級だと分かる調度品ばかり。
「……こんなに立派なお部屋、使わせてもらっていいの?」
「はい、必要だと思われるものは一通り揃えてありますが、何かご不便がありましたらお申し付け下さい。制服の採寸もしないといけませんので、後日お店までご案内しますね。それとも、こちらに来てもらった方が良いでしょうか……」
琴音がそう言っている間に、シンは奥の部屋に進み、机やらクローゼットのドアを遠慮なしに覗いていった。机には勉強に必要な筆記用具から教科書などが、クローゼットには服が大量に詰め込まれていた。


