「だああああっ!」
ローズマリーに錐揉み状に回転しながら斬り込む。先ほど受けたダメージは回復しきっていない。辛うじて傷が塞がった状態の体は、僅かに力を入れるだけで悲鳴を上げた。
けれどもリィがここまで頑張ったのだ。兄として弱音を吐くわけにはいかない。歯を食いしばり、渾身の一撃を放つ。
「くっ」
ダメージを感じさせない攻撃は、ローズマリーを僅かに押し返した。
それでも、斬れない。
ローズマリーの体は凄まじい硬度を保っている。アストレイアがヴァトライカ製でなかったら砕け散っていただろう。
「剣気が足りねえって言っただろーが! てめぇの父さんならただの棒切れで私を刻めるぞ!」
下から上へ斬りあげていたアストレイアの剣身を掴み取り、シンの回転を利用してそのまま放り投げる。
地面に叩き付けられたシンは痛みに顔を歪めた。
サラマンダーは攻撃特化。傷ついた体を防御してはくれない。
それでもすぐに立ち上がり、炎を纏った二刀のアストレイアを振り上げる。左右の手から斬り、突き、払いの剣撃に加え、蹴りを挟んでのランダム攻撃を仕掛ける。
ローズマリーはそれを全て捌いてはいるものの、今までのような余裕は見えなかった。灼熱の剣が肌を焼く。
互角。
死ぬ気で特攻して、やっとそこまで持ってきた。シンの下からの斬り上げに、ローズマリーが僅かに両足を地面から放す。その瞬間を狙って、シンは地面に滑り込むようにして剣を振り上げた。
「ウンディーネぇええっ!」
炎を纏ったアストレイアから放たれたのは、なんと水の精霊ウンディーネの水砲だった。
ローズマリーに錐揉み状に回転しながら斬り込む。先ほど受けたダメージは回復しきっていない。辛うじて傷が塞がった状態の体は、僅かに力を入れるだけで悲鳴を上げた。
けれどもリィがここまで頑張ったのだ。兄として弱音を吐くわけにはいかない。歯を食いしばり、渾身の一撃を放つ。
「くっ」
ダメージを感じさせない攻撃は、ローズマリーを僅かに押し返した。
それでも、斬れない。
ローズマリーの体は凄まじい硬度を保っている。アストレイアがヴァトライカ製でなかったら砕け散っていただろう。
「剣気が足りねえって言っただろーが! てめぇの父さんならただの棒切れで私を刻めるぞ!」
下から上へ斬りあげていたアストレイアの剣身を掴み取り、シンの回転を利用してそのまま放り投げる。
地面に叩き付けられたシンは痛みに顔を歪めた。
サラマンダーは攻撃特化。傷ついた体を防御してはくれない。
それでもすぐに立ち上がり、炎を纏った二刀のアストレイアを振り上げる。左右の手から斬り、突き、払いの剣撃に加え、蹴りを挟んでのランダム攻撃を仕掛ける。
ローズマリーはそれを全て捌いてはいるものの、今までのような余裕は見えなかった。灼熱の剣が肌を焼く。
互角。
死ぬ気で特攻して、やっとそこまで持ってきた。シンの下からの斬り上げに、ローズマリーが僅かに両足を地面から放す。その瞬間を狙って、シンは地面に滑り込むようにして剣を振り上げた。
「ウンディーネぇええっ!」
炎を纏ったアストレイアから放たれたのは、なんと水の精霊ウンディーネの水砲だった。


