「ああ、ごめん。日差しはあったかいけど風はちょっと冷たいかと思って、これ取りに行ってたんだ。俺、上着着て来なかったから、何もかけてやるものがなくてさ」
リィに白いローブをかけてやるシンは、半袖のパーカー姿だ。時期的にまだ早いのではないだろうか。寒がりな玲音は、風邪を引いたりしないか心配になる。
「それに、ここは危ないヤツは入ってこれないから、大丈夫かと思ったんだ」
「警備には万全を期していますが、何事にも絶対という言葉はありませんよ?」
「ん、まあ、そうだろうな。でも大丈夫だよ。危険があればリィは起きるから。相手が幽霊とかじゃなければ対応出来る」
「……全然起きないじゃないですか」
シンがローブをかけるついでに髪についた桜の花びらを払ってやっても、リィはピクリともしない。
「それは俺が危険じゃないからだ。そんくらいは寝てても分かるんだよ」
「そうなんですか?」
「ああ。俺たちはロクに寝られない危険な星も旅してきたからなー。そういうのは自然に身に付いた感じかな」
シンは両手でリィの頬をふにふにと撫でてみた。それでも起きない。
「む、これはマジで疲れてんな。最近は学校でも休み時間寝てるからなー。また熱とか出さないうちにしっかり休ませないと」
「それがいいですね。……だからですね、そういう疲れているところを誰かに襲われたら、やっぱり危険ですよ。無防備な女の子から離れちゃ駄目です」
「うーん、そうか」
「そうです」
それに、と玲音は続ける。
リィに白いローブをかけてやるシンは、半袖のパーカー姿だ。時期的にまだ早いのではないだろうか。寒がりな玲音は、風邪を引いたりしないか心配になる。
「それに、ここは危ないヤツは入ってこれないから、大丈夫かと思ったんだ」
「警備には万全を期していますが、何事にも絶対という言葉はありませんよ?」
「ん、まあ、そうだろうな。でも大丈夫だよ。危険があればリィは起きるから。相手が幽霊とかじゃなければ対応出来る」
「……全然起きないじゃないですか」
シンがローブをかけるついでに髪についた桜の花びらを払ってやっても、リィはピクリともしない。
「それは俺が危険じゃないからだ。そんくらいは寝てても分かるんだよ」
「そうなんですか?」
「ああ。俺たちはロクに寝られない危険な星も旅してきたからなー。そういうのは自然に身に付いた感じかな」
シンは両手でリィの頬をふにふにと撫でてみた。それでも起きない。
「む、これはマジで疲れてんな。最近は学校でも休み時間寝てるからなー。また熱とか出さないうちにしっかり休ませないと」
「それがいいですね。……だからですね、そういう疲れているところを誰かに襲われたら、やっぱり危険ですよ。無防備な女の子から離れちゃ駄目です」
「うーん、そうか」
「そうです」
それに、と玲音は続ける。


