ホワイトデーの奇跡【完】



「ただいま」


靴を脱いだ武藤くんに続いて、私も用意されたスリッパに履き替えた。

短い廊下を進むと、リビングへと続くガラスのドアへと当たった。




「咲、帰ったよ」


さき、と言って

武藤くんがそのドアを開けた。