私、浅葱の事なにも知らないんだ。
浅葱の役に立ちたい。
「私、浅葱の看病してもいい?」
「ええ。じゃあ、お願いします」
「うん。起きたらこれ飲ませたらいいんだよね」
「はい。ですが、おそらく嫌がるので頑張って飲ませてくださいね」
「えっ」
私は暁を見る。
嫌がるって、やっぱ薬草って苦かったりするんだろうか。
薬ってことだもんね。
美味しいわけないか・・・。
浅葱、薬苦手なんだ。
新しいこと知った。
暁が仕事に戻った後、私は浅葱の側で目を覚ますのを待つ。
穏やかな寝顔。
浅葱は神じゃないって言ってた。
神じゃなかったらいったいなんなんだろう。
代行って、どうして浅葱がそんなことをしているんだろう。
わからないことばかりだ。


