黄泉の本屋さん




「わかって、くれたかな?」

「・・・理解は、できました。でも、信じろって言われても、なんだか・・・」



まるで夢物語、ファンタジーだ。
そんな簡単に信じられるものではないし。



「まぁ、信じなくてもいい。あなたには、さっさと戻ってもらいますから」

「う、ん。私だって、そうしたいよ」

「とにかく。邪魔だけはしないでくださいね。俺は、浅葱だけで手いっぱいですので」

「わ、わかってます!」




親切に説明してくれたのに、なんでこんな歓迎されてないの?
まぁ、最初から暁は反対してたけど。

別に、邪魔なんかするつもりないのにさ。




「まぁまぁ。奏音さん、お腹、すきましたか?」

「え?お腹・・・。私、お腹すくんですか?」




よくわからないけど、今って私、幽霊の状態なんじゃ?
でも、そう聞かれたらなんか、お腹すいた気が・・・。