黄泉の本屋さん



「ただいま」

「お、お邪魔します」




おずおずと招き入れられるままに入ると、奥からとても可愛らしい女の人が出てきた。
おっとりしていてとても優しそうな、きっとお母さんね。




「おかえり、朝日。あら、可愛らしいお嬢さん」

「踏切でこけそうになったのを助けてもらったんだ。今日、招待したんだけど、いいよね?」

「もちろんよ。浅日の母です」

「あ、穂高奏音です。お邪魔します」




挨拶を交わし中にはいると、リビングにはお父さんらしき人の姿も見えた。
凛々しいきりっとしたお父さんだ。
浅日さんは、お母さん似なのね。


私は席に付き料理をいただくことになった。
とっても場違いな気がして居たたまれない。

でも、皆とても笑顔で私を迎えてくれてる。



根っからのいい人なんだろうな。





「お父さんのお名前、浅葱さんって言うんですか?」

「え・・・?」