黄泉の本屋さん




「はあ!?なに言ってるの!?いちいちそんな寄り添ってたらきりがないじゃない!」

「それは、そうなんだけどね」

「ちょっと、暁がいながらなんでこんなこと許してるの!」




心さんは、声を荒げて怒り出す。
なんでそんな心さんが怒らなくちゃいけないの。




「こんなの、さっさと適当に処理して常世に送ればいいのよ!」




心さんが懐から扇子を取り出しゆめかさんを刺す。
だめ!



「だめ!そんなの!」

「どきなさい!」

「ここは、彷徨える人の未練を少しでも解消して常世に送るための場所でしょう!?こんな無理やりなんて、絶対ダメ!」




彼を立ち直らせることはできなくても。
少しでも納得できる方法を探したいの。

無理やり送るなんて、そんな事。
絶対にさせない。