黄泉の本屋さん




「こ、心?」

「もう、浅葱ったら全然連絡してくれないんだから!」



浅葱の首に腕を巻きつける。
心って、呼び捨て・・・。
すごく馴れ馴れしい感じだし。

胸がずきんと痛む。
なんで?




「なんか、生霊匿ってるって聞いたんだけど、ほんと?」

「かくまってるっていうか・・・」

「もしかして、この女?」




怪訝な瞳が私を刺すように見つめる。
私は、その視線を受け止めきれず目をそらす。

なんだか、この人苦手だ。



「あれ?もしかして仕事中?ごめぇん。待ってるからさっさと済ませちゃいなよ」




私の隣に座っていたゆめかさんをみてその人はそう言って離れた。





「ああ、それが・・・」




浅葱さんが困ったように笑いながら説明した。