最初はなんて腹黒い人なんだろうって思ってた。


私にはすごく冷たくて、絶対好きにはならないって思ってたのに。


彼の優しさに触れて、気づいたら目で追うようになっていた。




遠い存在だったのに、今じゃこんなに近くにいる。


蒼空の体温は温かくて、ホッとするんだ。



蒼空は本当に私の事を大切に扱ってくれた。


まるで壊れ物を触るかのように。


その気持ちがすごく嬉しくて、私は幸せに満たされた。