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 そんなこんなでこの三日間、私の心はズーンと重く沈んでいた。今にも、私の周囲だけ雨が降りそう・・・・・・。
 歩「人を斬った上に、歴史の改竄・・・か」
ハァ・・・と、一人で盛大に溜め息を吐いて縁側に腰掛けた時、自らの式を従えた平助と左之さんが通りがかった。
 平「なーに、しょげた顔してんだ?」
 原「平助の言う通りだぜ、歩?」
 歩「平助・・・左之さん・・・」
二人は、私の隣に腰掛けた。
 原「何か、悩み事か?」
 歩「まぁ・・・」
 平「俺達で良ければ、話し聞くぜ?」
 こういうのって、相談した方がいいよね?
 歩「実は・・・」
私は北斗から聞いた話を二人にした。
 歩「・・・という訳です」
 平「歴史の改竄・・・」
 原「なら、お前が来た時点で歴史は変わり始めてる筈だろ?」
 歩「そうですね」
 左之さんの言う通りだ。確かに“私”という未来から来た人間が過去の世界へタイムスリップしてしまう事自体、もう本来の歴史を変えてしまっている。
 歩「こんな事でくよくよしてたら、ダメですよね!」
 平「そうだぜ、歩!」
 原「やっと、いつもの歩に戻ったな。・・・そういや、今日の晩飯当番って誰だ?」
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