「……仕方ない、なぁ…。じゃあ、やく、そく…。


来世…で、また…会おう。


わたしが、もういちど…、あな、たを…
みつけてあげる…。


ふふっ…、きっと、来世でも…あなたは

…さびし、ん坊だから


早く…、見つ…け、て、あげ…なく、…ちゃ」






ーー握っていた手がするりと落ちた。