次に目を覚ました時彼は家の中にいた。あちらこちらに工具が散らばっている。作業場のようだ。 だが誰もいない。 手や足を動かしてみるとキシキシとぎこちないが動くようだ。 しかし立ち上がることが出来なかった。椅子に固定されているようだ。 「あ!気づいたんだね。どこか動かしにくいところない?」 どうしたものかと考えていると目の前に急に彼女がにゅっと出てきた。 足音がしなかった…いや、僕の音を聞き取る機械が壊れてしまっているんだ。 彼は聞こえないと頭を振った。