聞きたい。
月華の力になりたい。


いつも、私が月華に元気をもらってるから。


「月華・・・・」

「ん?なに、希緒」
くるりと振り返って首をかしげる月華

「っやっぱ、なんでもない!同じクラスなれるといいね」

「うん!希緒と同じクラスなりたい」
悩んでることがあるなら言って、とは言えなかった。

月華が、相談してきて来るのをまとう。

そう思った。

だって、親友だもん!!



ーサァ
春の優しい風が
2人の友情をつつみこむ


これから、月華と希緒の運命は
大きく変わる。