「昨日もそうっすけど、急に呼ぶのやめてもらえないですか?」

「は?

どうせ、あの転校生とイチャイチャしてたんだろ?」

「は⁉︎そんな…は?え?

見て…え?」

「どんだけパニクってんだよ」

何時もの偉そうに座ってケラケラ笑う。

昨日となにも変わらねえ!

「遊樹先輩!

からかうのやめてもらえませんか⁉︎」

「いーやーだーねー!

リア充滅べや!」

「完全なる妬みじゃねえッスか⁉︎」

机を叩いて叫ぶ。

どんだけリア充嫌いなんだよ!

つーか、俺はリア充じゃねえ!

……小毬は俺なんかに釣り合わねえし…

大体、俺なんて全然釣り合える男じゃねえし……