はやく助けに行きたいのに。

もう、放っておいてくれないかな

ああ、もう!

「あっ、すみません。ほんとになんでもないので、失礼します。」

早口に言って、急いで公園の出口に向かう。

今、確かに誰かがいた。

その“誰か”が祥太に関係あるかなんて

確信は、ない。でも……!

私は、自分の直感を信じて“誰か”を追いかけた。

はぁ…はぁ…

つ、疲れた。

バイク、乗ってこればよかった

相手はバイクに乗っているのに、私はそれを走って追いかけてる…

そりゃ、疲れるよ。

誘導されてる、なんて、わかってる。

だって、バイクのスピード…私が走ってついていけるくらい遅いんだから