「お嬢様!この、離せ!」

「やだっ祥太ー!」

「お嬢様!うっ」

「お…嬢…さ…ま」

「しょ〜た〜」

「ガキが、うるせえよ。」


そう言って男は、お嬢様の口にハンカチをあてた。



僕の意識はそこで途切れた……。