祥太side

ん。ここ、どこだ?眩しい…


そうだ、千里!


「っ、いっ」

痛い。体がところどころ痛い。

「祥太!大丈夫か?

急に起き上がったら——」

「…あれ、千里?どうして。

なんで、俺、ここに?ていうかここ、どこだ?」

「ここは、□□駅近くの店です。

たぶんスタッフルームかなにかですね。」

千里の横で淡々とこたえる女の子

「そうなんだ。

……って、えっ、……お嬢様」

「じゃ、ないから。

昨日、文化祭で会っただろ。」