「さぁ、まだ目を覚ましていないのでなんとも。

ただ、何かに巻き込まれた事は確かでしょうね。」


祥太、ごめんな



「っ、いっ」

「祥太!大丈夫か?

急に起き上がったら—」

「…あれ、千里?どうして。

なんで、俺、ここに?ていうかここ、どこだ?」

「ここは、□□駅近くの店です。

たぶんスタッフルームかなにかですね。」

「そうなんだ。


……って、えっ、……お嬢様」