部屋に入る時に

「千里さんは少し待っていてください」

目の前には、軽く手当をしてあるが

怪我をした男の子

はぁ、気持ちを落ち着けないと。

落ち着け。わたし

小さくつぶやく。

「この男の子と千里さん、知り合いなのかな」




よし、落ち着いた……かな?

「千里さん、入ってきて下さい」

呼んで、入ってくるのを見ると、

「………祥太……?」

千里さんは呆然としていた。