それから一ヶ月程経った頃の夜

「今日は夜番か〜」

「そうだな。何もないとは思うけど、頑張るか」

「…うん」

俺たち三人は、夜の見張り当番で倉庫に残っていた

俺たちの他にいるのは、ここに寝泊まりいているやつら数人ぐらいだ


ガラ…ガラ…

三人で他愛無い会話をしていた時だった



その音に入り口のシャッターの方を見ると

ふらふらしながら歩いてくる人影が見えた

誰だ?

警戒しながら近づく

えっ…

「…莉音?」

人影は、莉音だった

莉音は、俺たちのいるところにたどり着く前に、倒れた

「莉音!」