「うっ、ヒック…うぅ〜」

やっぱり、やだよぉ

離れたくない。離れて欲しく、ないよ

「莉音」

遠慮がちにかけられた声

「うっ…千、里、さん」

私を心配そうに見つめる瞳

無理なこと、だなんてわかってる

でも、言わずにはいられなかった



「っ、嫌わないで、ください…!!」