「フッ、クククッ強気なもんだな。
そんな姿で何ができる?」

確かに、後ろ手に縛られてる状態では、できることがあるとは思えない。

でも…

「それでも、黄龍は潰させない」

「……フッ、まあいい」

魔矢総長が声をかけると両隣の2人が歩き出した

逃げられない、よなぁ

せめてもの抵抗で歩かなかったら、
引きずって連れてかれた。

くやしい、悔しい

何もできない

なんの抵抗もできないなんて

悔しい…!

さっきいた部屋からは
はっきりとは聞こえなかった騒めきが
今ははっきり聞こえる

魔矢総長が目の前の扉を開けた