しばらくすると、璃衣瑠宇が帰ってきた
俺は早々に怒鳴っておいた
帰ってきた二人が莉音の婚約者を連れてきた。
「莉音を知っているのか?」
ん?二人から聞いてないのか
聞くと、何も話してないと言う。
…よく連れてこれたな
神宮寺、さん、も…それでついてきたのか
じゃあ、とりあえず、自己紹介しよう
「まずは、“ここ”、どういう場所か、わかりますか?」
「え、倉庫、だよな?」
うん。倉庫だけども
「…まあ、倉庫ですけど…」
「ここは、族の倉庫だよ」
「竜矢…」
呆れた。笑ってやがる
「族…」
おっ?引くか?怯えるか?
「あの…『黄龍』って知ってるか?」



