リーダー格の男が男の子を殴る寸前に
声を発した。

ふう、よかった。間に合った。

「瑠宇、ボクにやらせて」

「えっ、璃衣、でも…」

「いいでしょ?」

璃衣は、怪しげな笑みを浮かべて言った

わっ、もう喧嘩モードに入ってる

喧嘩モードの璃衣は、口調がゆっくりじゃなくなるんだよな

「わかった。いいよ。程々にね」

「わかってる」

「瑠宇、頼んだ」

「ああ、こっちこそ」

じゃあ、と、うなづきあって

「「Ready… Go!」」

同時に走り出した

二人して男たちの方へ突進して行く。

と、見せかけて、