祥太も、なんで抵抗しないんだよ。

「約束などした記憶がない。それに、守る義理もない。」

「強いくすりを嗅がせたからな。
まだ意識が戻ってないんだよ。ククッ」

ちくしょう…‼︎

「やめろ!祥太に手を出すな!」

祥太には、手出しはさせない…!

私の意識は、完全に魔矢総長の方へ向いていた。

だから、忘れていたんだ。









「うっ…」

そうだった。まだ、あと少し、残ってたんだ。

完全に不意を突かれた私は、崩折れた。

もう限界だった。

あとはもう、殴られ、蹴られる一方。

私は意識を手放した。




(私は祥太を助けられないのか)