淋しがりやの心が泣いた

「早く彼氏見つけないとなぁ……」

「そんなに焦らなくていいじゃんか」

「だって、あと二ヶ月もしたらクリスマスだもん。イヴにひとりって、淋しすぎる」

 ボーッとしていたら二ヶ月なんてあっという間だ。
 二十四歳女子が“おひとりさまクリスマス”を迎えることになる。それだけは避けたい。
 私も人並みに、ラブ要素の詰まったクリスマスを過ごしたい。

「クリスマス、淋しかったら店においで?」

「……え?」

「俺はあの店にいるから」

 ひとりで家にいるよりいいだろ? なんて言われたら……
 その通りだなと素直に思ってしまう。