ーー遮断機が下りる。 緩やかなカーブを描いて、 陽炎の中を近づいてくる。 レンはあの角を曲がったはずだ。 早く、早く、追いついて。 「見て、踏切の奥にいる人、 芸能人みたい!しかもあの制服、 ここら辺じゃ唯一の、」 走って、走って、 レンに追いついて、それから、 そのとき、電車が通り過ぎた。 「、子校のだよね。」 【The End.】