2人で歌って、喋っていたらあっという間に2時間が過ぎた。
「あと15分くらいだね!」
私が言うと、ゆいちゃんが少し申し訳なさそうに口をひらいた。
「木実ちゃん、あのね、優(ゆう)もここ来てるんだって。で、ちょっとでいいからおいで、って…」
優くんっていうのはゆいちゃんの彼氏さん。
とっても美人でおしゃれなゆいちゃんにお似合いのイケメン君だ。
背が低いのがちょっと残念だけど。
「あっそうなんだ!いや、私優くんと話したことないし… 待ってるから1人で行ってきな? 」
ちょっと気まずいし。
「え!私1人なら嫌だよ?!行かないよ!」
「せっかく会えるんだから行ってきなよ!私のことは気にしないで?」
「えー、、 あっ優も木実ちゃんもおいでって言ってるし…一緒にきてくれない?」
「んー、、 じゃあ隅っこで見てるわ」
2人の邪魔したくないし。
「私が無理やり中に連れてくから!
とにかく、行こ?」
仕方ないなぁ。けど優くんの歌聞けるならラッキーかな。
