幼なじみ。

「…信じられねぇ。夢じゃねぇよな…?」

「夢じゃないよ」

「…だって、俺…フラれると思ってたから…」

大ちゃんの震える腕。

その大ちゃんの背中にあたしは手をまわした。


「あたしを彼女にしてください」


そうして、あたしたちは月夜の体育倉庫の中で甘い甘いキスをした。



それから数週間後。

ようやく、待ちに待った夏休みに突入した。


「おっはよー!ひまり!」

「アヤ、おはよーっ」