幼なじみ。

「…なんでここがっ」

あたしがずっと助けを待っていた、大ちゃんだった。



「大ちゃん…!」

あたしは安堵感から、大ちゃんに抱きついた。


「怖かった…。怖かったよぉ…」

泣きじゃくりながら、大ちゃんの胸板に顔を押し付けた。


「…わりぃ。俺としたことが…気づくのに遅れて」

「ううんっ…、そんなの…いいっ!」


初めは夢かと思ったけど、本当に大ちゃんが助けにきてくれた。

もう、…それだけで充分。