幼なじみ。

唾をゴクリと飲んで目を凝らしていると、ゆっくりと体育倉庫の扉が開けられた。

その隙間から人影が見え、あたしはとっさに身を縮めて隠れた。


すると……。


「…ひまり?」


ふと頭上から、自分の名前が聞こえた。

あたしは頭を抱えていた体勢を解いて見上げると、暗闇の中であたしを見下ろす人影が…。


「やっと見つけたっ…」

力が抜けたように床に倒れ込む、その人物とは…。