幼なじみ。

けど、こんなところにあたしが閉じ込められているなんて、大ちゃんが知るはずもない。


「なに考えてんだろ…あたし」

あたしは、ため息混じりに虚しく笑った。



そのとき…。


ダンッ…!

突然、もたれかかっていた体育倉庫の扉から大きな音がした。

まるで、扉の向こう側でなにかがぶつかったような音…。


驚いて、思わず体が硬直した。

今が何時かは知らないけど、もう随分前から人の気配は感じていなかった。