幼なじみ。

でも部活のあと、顧問の先生に呼び出されていた。

話が長くなりそうだから、先に帰っておいてと言われていた。


…いよいよ、ピンチ。



まだだれか外に残っているはずと思って、最後の望みにかけて、体育倉庫の中から叫んでみたり扉をドンドンと叩いてみた。

しかしここは、体育館という大きな箱の中。


あたしの声は、虚しく倉庫内に響くだけだった。



疲れ切ったあたしは、扉を背に力なくしゃがんだ。