幼なじみ。

大ちゃんは、無言のまま自転車を漕ぐ。

その表情は、後ろに座るあたしからじゃ見えない。



着いた場所は、とある公園。

池の周りに遊歩道があって、芝生の広がる自然公園だ。

小さい頃、天気がいい日には大ちゃんの家といっしょに、よくこの公園にピクニックにきていた。


大ちゃんはなにも言わずに自転車を降りて歩き出す。

あたしもそのあとを追って行く。


そして、池を眺めることができるベンチに大ちゃんが腰を下ろす。