その泣き声を頼りに裏路地を進んでいくと… 一瞬目を背けたくなるほどの怪我をしてる男の子が泣いていた。 小学3年生くらいに見える。 小さな体にボロボロの服を着て、痣だらけの腕で涙を必死に止めようと頑張っているようだった。