その日…
俺と真凛は、学校を無断でサボった事で
呼び出しをくらい、担任から長々絞られて
やっと解放され、薄暗くなった道を
一緒に歩いていた。
「…真凛、岸田さんと話せた?」
「うん…話した…。
伝わったかはわからないけど…
でも私…言えたよ…。」
真凛は、俺の顔を見上げて笑う。
「…うん」
俺も真凛を見て笑った。
「あっ…泰詩
佐伯くんにちゃんとお礼言った?」
「…隆司?…今日の事?」
「…そうだよ、ちゃんとお礼しないと。
それと私、佐伯くんにどうしても
言わなきゃならない事があるから…。 」
「…?」
「佐伯くん…家にいるかな?」
「…どうかな…連絡してみる?」
「うん、私…
今から佐伯くんの家に行ってくるよ。」
「えっ!今?」
「…うん、この近くだよね?」
そう言って真凛は、隆司の家に
行こうとしている。
「え…あっ、隆司、今日用事でいないから
明日で大丈夫だろっ…。」
俺はとっさに嘘を言ってしまう。
「えっ?本当に?…どうしよう…。」
真凛は、立ち止まって困った顔になる。
そんな顔をされたら嘘を言った事に
罪悪感を感じてしまう…。
今の時間を二人で過ごしたい…
誰にも…邪魔されなくない…って
そう思ってしまった…。
「隆司に何を言いたいの?」
そう言って俺はコートのポケットから
何気なく勿忘草のしおりを出した。
すると真凛は
俺から勿忘草のしおりを取り上げる。
「あのね…実は、ずっと前にこれを
学校で無くしちゃったんだ。
でも…どうしても泰詩に渡したくて…
佐伯くん、一緒に探してくれたの…。
佐伯くん…
泰詩の事、誤解しないでくれって…
色々説明してくれて…
私の事…応援してくれたんだよ。」
「隆司が…」
そういえば今朝…
俺が真凛と会えたかどうか
ずっと気にしてたよな。
あいつ…そんな事一言も言わなかった。
今日だって…。
俺と真凛は、学校を無断でサボった事で
呼び出しをくらい、担任から長々絞られて
やっと解放され、薄暗くなった道を
一緒に歩いていた。
「…真凛、岸田さんと話せた?」
「うん…話した…。
伝わったかはわからないけど…
でも私…言えたよ…。」
真凛は、俺の顔を見上げて笑う。
「…うん」
俺も真凛を見て笑った。
「あっ…泰詩
佐伯くんにちゃんとお礼言った?」
「…隆司?…今日の事?」
「…そうだよ、ちゃんとお礼しないと。
それと私、佐伯くんにどうしても
言わなきゃならない事があるから…。 」
「…?」
「佐伯くん…家にいるかな?」
「…どうかな…連絡してみる?」
「うん、私…
今から佐伯くんの家に行ってくるよ。」
「えっ!今?」
「…うん、この近くだよね?」
そう言って真凛は、隆司の家に
行こうとしている。
「え…あっ、隆司、今日用事でいないから
明日で大丈夫だろっ…。」
俺はとっさに嘘を言ってしまう。
「えっ?本当に?…どうしよう…。」
真凛は、立ち止まって困った顔になる。
そんな顔をされたら嘘を言った事に
罪悪感を感じてしまう…。
今の時間を二人で過ごしたい…
誰にも…邪魔されなくない…って
そう思ってしまった…。
「隆司に何を言いたいの?」
そう言って俺はコートのポケットから
何気なく勿忘草のしおりを出した。
すると真凛は
俺から勿忘草のしおりを取り上げる。
「あのね…実は、ずっと前にこれを
学校で無くしちゃったんだ。
でも…どうしても泰詩に渡したくて…
佐伯くん、一緒に探してくれたの…。
佐伯くん…
泰詩の事、誤解しないでくれって…
色々説明してくれて…
私の事…応援してくれたんだよ。」
「隆司が…」
そういえば今朝…
俺が真凛と会えたかどうか
ずっと気にしてたよな。
あいつ…そんな事一言も言わなかった。
今日だって…。


