「泰詩っ!」
絵莉ちゃんが振り返ると私の顔を見た。
「…真凛」
泰詩も振り返って少し驚いた表情になる。
私…あなたがずっとずっと大好きだった。
…ありがとう。
でも、もう私大丈夫だから…。
さよなら…
ずっとずっと大好き。
「…私の事は忘れて…。」
「…えっ」
絵莉ちゃんが声を出し驚いた表情になる。
泰詩は、黙って私を見つめていた。
「私の事は忘れてよ…
これからはもう何にも縛られないで…
泰詩は、誰かの為じゃなくて…自分の為に
生きなきゃダメだよ!」
そう言って私は、二人に背を向けて
反対方向に足を庇いながら走った。
早く二人の前から去りたくて
全て消し去りたくて…。
二人が見えなくなると
暫く、ホームのベンチで放心していた。
そして、駅の階段を上り改札を通ると
学校に続く坂道の前に立っていた。
その坂道を歩き出した時
段々と視界がぼやけて歪んでいく
頬に暖かいものがポタリと流れていく。
下を向くとアスファルトにポタリと落ちた。
私の瞳にはいつの間にか
大粒の涙が溢れていてきていた。
「……泰詩…私…うっ」
言葉にならない声が溢れてくる。
「…うっうっ、私…わ…泰詩が……」
涙が溢れて視界が遮られて
歩けなくなった私は、その場に
うずくまってしまった。
そこで一人で泣いた…。
全部、夢なら良かった…。
泰詩との時間が夢なら…。
忘れられない…
でも…この寂しさが苦しさが
泰詩の救いになるなら…
私の事…無かった事にしてほしい。
泰詩が大事…。
大好き…。
だからね…
泰詩が私の知らない所ででも
笑っているなら嬉しいよ。
あなたがいたから笑っていられた。
…泰詩に笑っていてほしいんだ。
ずっとずっとね…私を照らしてくれた。
あなたは知らないかもしれないけど
私にはキラキラ輝く宝物だったんだよ…。
どれくらい時間が過ぎただろう…
気がつくと涙でスカートが濡れて
冷たくなっていた。
立たなきゃ…
そう思って体を起こそうとした時
フラッとバランスを崩して
転びそうになった。
その瞬間…
グイッ
誰かが私の腕を引っ張った。
「…真凛。」
私の名前を呼ぶ聞き覚えのある声…
私の大好きな声…
顔を上げるとボヤけた視界に
泰詩がいた。
「…え…何で…泰詩…っ」
…何で…いるの?
泰詩の顔を見てまた涙が溢れ出す。
「うっ…」
「…ほら、涙を拭けよ。」
そう言って泰詩は
タオルを私の顔に押しあてる。
「…あ、ありがとう…」
私は何で泰詩がここにいるのか…
不思議な気持ちだった。
涙をふくとやっと視界が見えて
泰詩の顔が見えた。
「…大丈夫か…っ。」
「う…うん…」
そう言って泰詩を見上げた。
もう二度とこの顔を見れないって
話せないんだって
そう思ってたから
こんな風に泰詩が現れて
信じられなかった。
絵莉ちゃんが振り返ると私の顔を見た。
「…真凛」
泰詩も振り返って少し驚いた表情になる。
私…あなたがずっとずっと大好きだった。
…ありがとう。
でも、もう私大丈夫だから…。
さよなら…
ずっとずっと大好き。
「…私の事は忘れて…。」
「…えっ」
絵莉ちゃんが声を出し驚いた表情になる。
泰詩は、黙って私を見つめていた。
「私の事は忘れてよ…
これからはもう何にも縛られないで…
泰詩は、誰かの為じゃなくて…自分の為に
生きなきゃダメだよ!」
そう言って私は、二人に背を向けて
反対方向に足を庇いながら走った。
早く二人の前から去りたくて
全て消し去りたくて…。
二人が見えなくなると
暫く、ホームのベンチで放心していた。
そして、駅の階段を上り改札を通ると
学校に続く坂道の前に立っていた。
その坂道を歩き出した時
段々と視界がぼやけて歪んでいく
頬に暖かいものがポタリと流れていく。
下を向くとアスファルトにポタリと落ちた。
私の瞳にはいつの間にか
大粒の涙が溢れていてきていた。
「……泰詩…私…うっ」
言葉にならない声が溢れてくる。
「…うっうっ、私…わ…泰詩が……」
涙が溢れて視界が遮られて
歩けなくなった私は、その場に
うずくまってしまった。
そこで一人で泣いた…。
全部、夢なら良かった…。
泰詩との時間が夢なら…。
忘れられない…
でも…この寂しさが苦しさが
泰詩の救いになるなら…
私の事…無かった事にしてほしい。
泰詩が大事…。
大好き…。
だからね…
泰詩が私の知らない所ででも
笑っているなら嬉しいよ。
あなたがいたから笑っていられた。
…泰詩に笑っていてほしいんだ。
ずっとずっとね…私を照らしてくれた。
あなたは知らないかもしれないけど
私にはキラキラ輝く宝物だったんだよ…。
どれくらい時間が過ぎただろう…
気がつくと涙でスカートが濡れて
冷たくなっていた。
立たなきゃ…
そう思って体を起こそうとした時
フラッとバランスを崩して
転びそうになった。
その瞬間…
グイッ
誰かが私の腕を引っ張った。
「…真凛。」
私の名前を呼ぶ聞き覚えのある声…
私の大好きな声…
顔を上げるとボヤけた視界に
泰詩がいた。
「…え…何で…泰詩…っ」
…何で…いるの?
泰詩の顔を見てまた涙が溢れ出す。
「うっ…」
「…ほら、涙を拭けよ。」
そう言って泰詩は
タオルを私の顔に押しあてる。
「…あ、ありがとう…」
私は何で泰詩がここにいるのか…
不思議な気持ちだった。
涙をふくとやっと視界が見えて
泰詩の顔が見えた。
「…大丈夫か…っ。」
「う…うん…」
そう言って泰詩を見上げた。
もう二度とこの顔を見れないって
話せないんだって
そう思ってたから
こんな風に泰詩が現れて
信じられなかった。


